うつ病かもしれない

うつからの回復

私がうつ病を認識し出したきっかけを、覚えている範囲で記録しています。

当時は子どもと2人暮らしを始め、なんとか小規模保育園から保育園に入ることも出来て、フルタイムのパートに転職し、未経験の事務職で働いていました。

まずは婦人科へ

ずっと頭痛はあったものの、めまいと動悸がしてきた時は、「もしかしてPMSかもしれない」と、

始めは婦人科で漢方薬をもらいました。

薬を飲んでいるとマシな気がするような?と思い込もうとしましたが、改善せず。

次の不調は子ども

ごまかしながら、生活を送ることに手いっぱいになっていると、

子どものトイレ問題が勃発します。

「水の音を聞くと、またトイレに行きたくなっちゃう」と、寝かしつけ開始から2時間前後、毎晩トイレへの往復生活が始まりました。

寝る時間が遅くなるので、当然朝も起きられず、無理やり保育園に連れて行くことに。

小児科へ行き、紹介先の泌尿器科で検査も受けたけれど異常なし。

「精神的なものでしょう」と言われた時に、

「あぁ、これは完全に私のせいだ」と、涙が止まらなくなりました。

前後関係はあまり覚えていませんが・・・

子どものメンタルクリニックに相談しようかと電話してみるも、年齢制限や予約が半年待ち?等ですぐに動くことができず。

保育園にも、相談できるところがあれば教えて欲しいとお願いしました。

やっとメンタルクリニックへ

それでも、「もう無理だ・・・」と思った日があり、

自分のメンタルクリニックは当日行けるところがないか、電話を片っ端からかけてたまたま開いていた所へ駆け込みました。

その時は社交不安障害と言われ、投薬で気持ちが落ち着いているような気がしていました。

仕事では勤務条件を変えずに正社員にしてもらっていたので、頑張らないとと思っていたし、生活していくためにも続けないと、と思っていました。

休職へ

ですが、無理して繋いでいただけなので、ある日、本当に仕事へ行けなくなりました。

そしてクリニックで診断書をもらって、休職することになりました。

退職へ

最初は休職したら復帰できるかなと思ったり、やっぱり私には無理だと思ったりしていました。

しかし3か月間休職した後、それでも復帰できる状態ではなかったため、退職することになりました。

この間、私は寝ているか泣いているかの二択で毎日を過ごしていました。

うつ病になるきっかけは一つではない

私の場合、うつ病になったきっかけとして、

離婚、転職、転居、子育て、自分時間不足、金銭面の不安、などが全部いっぺんに重なったことが原因だったかな?と考えています。

それに加えて今までの生き方、価値観の偏りなんかも関係していそうだなと思います。

振り返ると

自分は楽観的でまぁまぁ楽しく生きてきたつもりだったので、まさかそんな自分がうつ病になるなんてびっくりでした。

そこまで無理する必要があったのかな?と今なら思いますが、

当時は必死でしたので、他の道があることも全く見えず。

おそらくそんな判断のできる状態ではありませんでした。

ストレス度の点数化をすると、当時の状況はけっこう高い点数になりますしね。

うつ病かもしれないと思った時を振り返って分かったことは、

・ストレスはすぐ目に見えて現れない

・気付かないうちに世界が狭まってしまうので、そうなる前に早く対処(とりあえず休んで様子を見ることから?)した方が良い

・自分で何とかするつもりが、結果、たくさん助けてもらうことになる

・知らずに大切な人を巻き込んでしまうこと

・それでも助けを求められて良かった

なってみないと分からなかった事ですが、

人に頼ることがいかに大切か、身に染みています。

頑張る事が悪いとは言いません。

でも、頑張りすぎて失うこともあるのです。

世間の目を気にしたり自分を酷使し過ぎて大切な人を巻き込むのは、私の望むところではありません。

そういう意味でも、自分を後回しにしないことで、人を大切にできるようになるのではと思うようになりました。

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